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産後ケア対談 第7回 澤穂希さん×松峯センター長

澤穂希さんと産後ケア・東峯サライ

元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)のエースとして知られ、今年1月に第一子となる女の子を出産された澤穂希さん。「赤ちゃんのお世話にだいぶ慣れてきて、心に余裕を持てるようになってきました」という澤さんに、今回は産後のご主人との関係や、ご主人の育児サポートにまつわるエピソードをお聞きしました。

夫の育児サポートに感謝! 
彼がいたわりの言葉をかけてくれることが、私の大きな支えに

松峯 澤さん自身は「赤ちゃんのお世話にだいぶ慣れてきた」ということですが、ご主人の育児サポートはいかがですか。

  とても協力的で助かっています。主人は「子育ては女性だけの役割ではなく、夫婦が力を合わせてするもの」と考えていて、おっぱい以外は何でもやってくれるんです。沐浴も「自分が入れるから、いいよ」なんて。彼も私と同じく、育児は初めての経験ですが、楽しいみたいです。わずかな期間でも、私が娘を連れて東京に来ている間は「離れ離れになるのが寂しい」「その間に自分の育児スキルが遅れてしまいそうで、少し悔しい」と言っています。

松峯 あはは、悔しいのね。「遅れをとっては大変」って。ちなみに、ご主人は家事も手伝ってくれるんですか?

  実は、彼は料理がすごく上手なんですよ。朝からシチューやカレーを煮込んだり、スーパーに買い出しにも行ってくれます。

松峯 それは助かりますね。仙台に帰っても安心ね。

  はい。ただ、彼は朝から夜まで仕事をしていますから、私と娘が日中2人きりで大変なときもあるんです。そんな中でも「大丈夫?」「手伝おうか?」なんて、頻繁に声をかけてくれるので、私としては、その言葉がとてもありがたくて。

松峯 その気持ちがうれしいですよね。最近、何か心に残った出来事はありますか?

  産後1か月ごろ、私が夜間も2~3時間おきの授乳に追われていた時期に、「大丈夫か? オレがミルクをあげようか?」と言ってくれたことがあったんです。もちろん、いつもではないけれど、そんなふうに気遣ってくれるだけで十分という気持ちになりました。「いいよ、いいよ。あなただって疲れているでしょ。ゆっくり寝ていて」って、思わず言ってしまったんですよ。

松峯 夫がいたわりの言葉をかけてくれると、妻のほうは「いいよ、いいよ」ってなるよね。

 そうなんですよ。もしも彼が何も言ってくれなかったら、そんな気持ちにはなれなかったかもしれませんけど(笑)。

松峯 澤さんご夫婦は、双方が相手をいたわる気持ちを忘れずにいて、言葉で伝え合うことができているところが素晴らしいですね。

 彼はわが子をすごくかわいがってくれますけど、私のこともとっても大事にしてくれます。だから私も、それに応えたいという気持ちがあるんですが、今は赤ちゃん優先になりがちで……。「もっと彼のことを見てあげなくては」と思っているところです。

次回につづく


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