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産後ケア対談 第6回 澤穂希さん×松峯センター長

澤穂希さんと産後ケア・東峯サライ

元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)のエースとして知られ、今年1月に第一子となる女の子を出産された澤穂希さん。
「子育てを通じて、日々感動しています!」という澤さんに、今回は、赤ちゃんのおむつかぶれにあわてたときのエピソードや、“ママの気持ち”についてお聞きしました。
当センターの小児科医・佐藤香織先生からのアドバイスもあわせて紹介します。

  娘は日に日に表情が豊かになってきて、今は毎日が新鮮。日々感動しています。

松峯 長年、アスリートとして活躍してきた澤さんが、今では母性があふれて、ママとしてキラキラ輝いていますね。
「初めての育児なので、不安になるときもある」とおっしゃっていたけど、最近、赤ちゃんのお世話で心配になったことといえば、先日のおむつかぶれかしら。

 そうです。あのときは娘のおしりが真っ赤になってしまって、「どうしよう……」って、恐ろしくなって私のほうが泣きそうになってオロオロしてしまいました。
すぐに先生に相談しましたよね。小児科の先生に塗り薬を処方していただき、じきによくなったので、胸をなでおろしましたけど。

松峯 そうそう。あれはすごかったわね。私もビックリしました。

  はい。うちの子、おむつが汚れてもあまり泣かないので、紙おむつの“お知らせマーク”の色が変わっていないか、こまめにチェックしたり、「1~2時間おきにおむつを替えてあげなきゃ」って思いました。

松峯 最近の紙おむつは“ムレずに快適な設計”だから、そのせいもあるのかもしれないけれど、澤さんの赤ちゃんはあまり泣かないですよね。おおらかなタイプなのかもね。

  すごいうんちをしたときにはさすがに泣きますけど、大泣きすることはめったにないですね。
よく寝てくれるし、おっぱいの飲みもいいし、授乳リズムが整えってきて、私のほうも余裕が出てきました。
最近ではこの子が泣いたときの声の様子で「おむつかな」「おっぱいかな」「抱っこしてほしいのかな?」と、わかるようになってきたんですよ。
甘えたいときって、明らかに声色が違うんです(笑)。「泣いている顔もかわいいなあ」なんて思って。

松峯 ママも余裕が出てきて、「泣くのも運動」って、ちょっぴり泣かせたりしてね。

  あはは。そうですね。この先、大変なことを経験させられるのかもしれませんけれど、今のところ「すごく大変」と思うことはまだないかな。楽しい毎日です。

気になる皮膚のトラブルなど、気になることは医師に相談を

(東峯サライ 小児科医 佐藤香織先生のお話)

生後2カ月は脂漏性湿疹や、初めてのおむつかぶれなど、皮膚トラブルが起こりやすい時期。心配事はワクチン接種前の問診時に医師に相談するといいでしょう。

ワクチン前の診察では、どんなことをチェックするの?

ワクチン接種前には、医師が赤ちゃんの全身の健康状態をチェックします。まずは身長、体重を測定し、母乳やミルクの飲み具合、ママの母乳の出具合をみて、発育状態を確認します。また、赤ちゃんの胸に聴診器をあてて心音に問題がないか、光に反応するかどうかなどもあわせてチェック。この時期は脂漏性湿疹やおむつかぶれなどの皮膚トラブルが起こりやすい時期なので、頭皮や顔、おしりなど、全身の皮膚の状態もチェックしていきます。
生後2カ月はちょうど生後1カ月検診と3カ月検診のはざまの時期。気になることはこのタイミングで医師に相談し、ママの不安を解消できるといいですね。なお、あやしたときに笑うかどうか、ママの顔を目で追うかどうかなど、精神面の発達について、生後3カ月以降のチェック項目となります。

次回につづく


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