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産後ケア対談 第8回 澤穂希さん×松峯センター長

澤穂希さんと産後ケア・東峯サライ

元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)のエースとして知られ、今年1月に第一子となる女の子を出産された澤穂希さん。
「主人のサポートに助けられています」という澤さんに、前回から引き続き、産後の夫婦の関わりについてお聞きしました。
さて、産後の澤さんが母として、妻として感じている思いとは……!?
産後ママの胸のうちに迫ります!

産後は赤ちゃん優先になりがちですが、そろそろ夫のほうも見てあげなくては。
夫婦の愛情も育てていきたいです

松峯 澤さんご一家は、赤ちゃんが真ん中の“川の字”というより、ママと赤ちゃんのことをパパが外側から包んでいるイメージですね。

  そうですね(笑)。そういえば、わが家は赤ちゃんが“川の字”の真ん中ではなく、私が真ん中になって寝ているんですよ(笑)。

松峯 ご主人は澤さんのことが大好きなのね。愛されていますね。

  はい。ずっと好きでいてくれて、ありがたいと思っています。もちろん、私も彼のことが大好きなんですよ。でも、今は授乳中心の生活で、どうしても赤ちゃん優先になってしまって。「彼に対しても、赤ちゃんと同じように」とは思っているんですけど……。

松峯 今はまだ、赤ちゃん中心の生活になっちゃうよね。

 そうなんですよ。うちの主人はわりとはっきりと言葉に出すタイプなので、「最近ちょっと寂しさを感じる」「もっと自分のほうもみてほしい」って言ってきます。

松峯 あら、だんなさんは自分の気持ちや、妻に対する愛情を言葉で伝えてくれるのね。それって、すごく大事なことよ! ママたちは産後3カ月くらいまでは授乳に追われて余裕がないかもしれないけれど、「3カ月を過ぎたら、だんなさんのほうも見てあげてね」って、東峯サライの子育て広場でもよく話しているんです。

 それ、とても重要ですよね。

松峯 そうそう。“産後クライシス”といって、産後の妻と夫の心のすれ違いが尾を引いて、その後の夫婦関係に影響を及ぼすこともあるくらいですからね。そもそも夫婦の愛情というのは自然に発生するものではなく、私は“育てていくもの”だと思っているの。そして、愛を育てるには、やはり言葉で伝えないとダメよ。「言わなくてもわかるだろ」とか「言わなくても察してほしい」って思っているだけでは伝わりません。やはり言葉で伝えないとね。

 私もそう思います。私自身、これまでは「赤ちゃん、赤ちゃん」ってなっていたけど、もしも彼が寂しさを訴えてくることもなく、何も言ってこなくなったら寂しくなりそう。私も彼に対して、もっと言葉で伝えることを大事にしていきたいです。

松峯 澤さんのほうから、ご主人に対して、心がけていることはありますか?

 「ありがとう」という言葉を大事にしています。私が「ありがとう」と伝えると、向こうからも「ありがとう」と返ってくるんです。たとえば私が東京に来るときは、彼が私の気持ちを尊重して送り出してくれることに感謝しているんですけど、彼のほうも、私がこちらの様子をメールで知らせたり、育児を頑張っていることに対して「ありがとう」と言ってくれます。彼は私たちが帰る日が近づくと「これから掃除するんだ」なんて、私と娘が仙台に戻るのをすごく楽しみにしてくれて、本当に心から「ありがとう」です。

松峯 離れているときも電話やメールでコミュニケーションを密にして、ご主人ととてもよい関係を築いていますね。

 はい。実は産後にささいなことでケンカしたこともあるんですよ。でも、先生が先ほどおっしゃった「愛は育てていくもの」という言葉、とても心に響きました。彼が私に対して、産前と変わらない愛情を注いでくれるように、私も赤ちゃんだけではなく、彼に対しても同じように愛情を伝えて、夫婦で力を合わせて子育てしていけたらいいなあと思います。

次回につづく


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