お知らせ一覧に戻る

産後ケアレポート(7)

女性にとって妊娠・出産は喜ばしい事である一方で心や体が大きく変化していきます。10月10日大切に守り育ててきた赤ちゃんを出産した後のママを心身ともにケアするにはどうしたらいいのでしょうか。

出産を終えたばかりのママの体はとても大きなダメージを受けています。赤ちゃんがいた子宮は元の大きさに戻ろうとしお腹が痛くなります。治まるまでに約1ヶ月程かかります。更に会陰切開した所が痛み、また昼夜問わず数時間おきの授乳によって常に睡眠不足になっています。精神状態も不安定になっています。私自身も産後1ヶ月は実家におんぶに抱っこ状態でした。実際、会陰切開の傷が痛み家事など出来そうにありませんでした。時には子供の夜泣きにも気付かないほどに熟睡してしまった事もあります。産後の肥立ち(回復)を良好にするためにも1ヶ月は赤ちゃんのお世話とママ自身の事だけに集中できる環境を周囲が整えてあげることです。昔から床上げ3週間、産後の水仕事はしないと言われていますが、それは産後のママに十分に休んでもらうのが大切なため現在まで言われ続けているのでしょう。

産後の肥立ち(回復)が悪いとどうなるのでしょうか?
熱が出たり、疲労感が取れなかったり、腰痛に悩まされたりといった体調不良。
気分が沈んだり、涙もろくなったりと産後うつにも罹りやすくなります。
これらの症状が出てしまうのは今後の育児をする上でとても負担になります。育児を楽しくしていく上で産後のケアはとても大切なのです。

では、実家が遠方であったり支援を受けられないママはどうしたらいいのでしょうか?

全国各地には産後ケア施設が存在します。ママと赤ちゃんが一緒に宿泊できる施設の事です。看護師、助産師、臨床心理士などの専門職が24時間体制で産後ママをケアしてくれます。育児相談やカウンセリングもしてくれます。更に、夜間の赤ちゃんのお世話を助産師に任せ、安心して眠る事もできます。
様々な理由で周囲に頼る事が出来ないママでも産後ケア施設を利用しママ自身の体力回復と精神の安定を図れば退院後の育児も安心してできる事でしょう。

産後のママが気になることは育児の事だけではないと思います。妊娠、出産により変化した体を妊娠前の状態に戻せるかどうかです。私も妊娠により体重が11kg増加し出産後少し減ったものの結局妊娠前の体重より3kg増えていました。先輩ママから産後の骨盤の歪みは早めに直したほうが体型が元にもどりやすいと聞いていたので産後3日目くらいから骨盤ベルトを着用していました。しっかり腰を支えてもらっているようでとても楽だった気がします。
退院後も家で骨盤ベルトを着用し過ごしていました。半年ほどしてだいぶ育児に慣れだした頃、骨盤矯正やダイエットについて調べ整骨医院や整体に行こうとしていた時期もありました。よく耳にする[産後6ヶ月までは痩せられる]時期を過ぎていて少し後悔しましたがそれでも、1年後には妊娠前の体重に戻っていました。
一体産後の骨盤矯正とダイエットの関係はどうなっているのでしょうか?
産後は骨盤が開いていて、骨盤内臓器が不安定な状態で骨盤内に納まっています。骨盤内臓器が不安定であると脂肪が臓器を守ろうとします。
骨盤が元の位置に戻ると臓器も元の位置に上がっていき安定してきます。それまで臓器を守っていた脂肪が体内から出て行こうとします。
その為脂肪燃焼率が上がりこの時にダイエットをすると元々付いていた脂肪も落ちやすくなります。ただ、日々の育児もあるので無理は禁物です。

産後、心身ともにママ自身のケアをしっかり行い楽しい育児ライフを送りましょう。

参考書籍・URL
初めての妊娠・出産 たまごクラブ編 株式会社ベネッセコーポレーション
ヘルスケア大学 http://www.skincare-univ.com/article/006418/
いくしぇあ http://iku-share.jp/trouble/sanngodiet-kotubankyousei/
日本産後ケア協会 http://sango-care.jp/house.html


医療法人社団 東寿会 東峯婦人クリニック公式ホームページ 療法人社団 東寿会 ウェルネス東峯公式ホームページ 東峯婦人クリニック やさしいお産楽しく子育て公式ホームページ