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産後ケアレポート(5)

・少子化の社会で、産後ケアの重要性を考える
皆さんは、「産後ケア」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
近年では社会の問題となっている少子化高齢化と共に、不登校や学級崩壊、引きこもり等の子供達のコミュニケーション能力を問題視されています。
そしてそれらの問題を防ぐ事には子供だけではなく、母親に対する「産後ケア」が大切だという事からこの言葉が生まれました。
同じく「産後」というキーワードでは、「産後の肥立ち」という言葉があります。此方の方が聞き覚えがあるという人の方が多いかもしれませんね。
ただ産後の肥立ち、という言葉が母親の肉体面でのケアの事を指すとするなら、産後ケアは肉体的な面も含めた、総合的なケアの事を指す言葉になります。
この産後ケアの重要性について、少し触れていきたいと思います。

・子供のコミュニケーション能力を伸ばす為に必要な産後ケア
出産という行為は、母体に大きな負担をかける行為です。
一つの輝かしい生命をこの世に生み出す行為ですから、昔よりは軽減されたとは言えやはり母親という存在に負担がかかってしまうのは否めません。
しかし、現実的な話をするなら出産だけで子供との触れ合いが終わる訳ではありません。そこからの「育児」こそれが子供にとって大切な経験となっていくのです。
この時に人との触れ合い、十分な愛情を経験できないと成長してから引きこもり等のメンタルが不安定な子供になってしまうケースが最近の研究では報告されています。

ではこの時にどうして子供に愛情が不足してしまうのか?そしてそこにどうして産後ケアが重要になってくるかの説明を次に行いましょう。

・母親への産後ケアが、増えている社会問題を解決する
母親は、子供へ愛情を注ぐ事が当たり前の事だと皆さんは思っていませんか?
その全てが間違いだとは言いませんが、愛情を注ぐという行為は自分自身が心身共に満たされている状態でこそ出来るのです。
産後、肉体的に傷付き、しかも慣れない育児で精神的に疲れている母親では、時として満足に子供への愛情を注げません。
だからこそ周囲の助けと理解を得る事で、より一層の愛情を子供に注げるようになる、その為に産後ケアが必要になってくるのです。

・産後ケアについて。受けられるサービスを知り、活用する
この産後ケアですが、今では各地域で産後ケア施設、産後ケアセンターとして宿泊サービス等を受けられる施設が増えていっています。
これらの産後ケアセンターでは赤ちゃんとお母さんが一緒に宿泊する施設ですが、場所によっては家族も一緒に宿泊する事が出来ます。
そして産後ケアセンターには看護師、助産師を中心に臨床心理士、産後ケアリスト等専門職の先生方が待機し、安全且つ安心して母親が過ごす事が出来る施設になっています。
産後欝、という言葉がありますが出産後の赤ん坊は夜泣きをする事も多く、母親はゆっくりと休んで体力を養えません。
こういった施設を利用する事で母体を休ませ、心身共に癒される事でより一層子供への愛情を注ぐ事が出来るようになる……産後ケア施設、産後ケアセンターをぜひ利用してみて下さい。

・メンタル面以外の産後ケア。女性を忘れない事も、心のケアへと
産後ケアは、施設やサービスだけではありません。
出産後、開いてしまった産道によって骨盤が歪み、それが腰痛に繋がります。
この時の痛みや苦しみを軽減する為に、色々な産後ケア用品が販売されています。
以前産後ダイエットとして流行った骨盤矯正も、立派な産後ケアの一つ。
また産後ダイエットは女性としての美しさを取り戻す事により、精神面から女性の心のケアとなります。
出産後にスタイルが崩れてしまう事を悩む女性は多いですが、現代では色々な方法で「女性」と母親を両立する事は可能、決して出産=女性から母親になる訳ではありません。

母親としての姿も美しさを失わせる訳ではありませんが、「女性」をいつまでも忘れないようにする事も女性にとっては必要な要因なのです。
こういった各方面からのケアを受ける事によって母親の心に余裕が生まれ、生まれた子供へと愛情をたっぷりと注ぐ事が出来るのです。
今から出産を控えている人、今子育ての真っ最中の人、そしてその周囲の人達もこの「産後ケア」を大切にして、子供達の未来をも明るくしていきましょう。


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